タイヤ交換 troca de pneus


  • 気がつくと、タイヤがすり減っていました。どうみても「こんなタイヤじゃ危ない」と自分でも思うほど。日本だったら速攻で量販店に行き、換えているレベルですが、ブラジルでタイヤ交換は面倒だな・・・と考えていました。


  • タイヤ屋さんを求めてそれらしいエリアに行きました。結局、この黄色い看板のお店に入りました。

  • こんな感じのお店。小規模な商店が中心のブラジルにあってはそこそこ大きな店。

    内部の様子。入口は狭くても、中はとてもまともでした。

  • 店の奥にカウンターがあります。防犯上、必要な措置です。


  • 店の奥にあった相談カウンター。PCが置いてあり、在庫をきちんとオンラインで管理しており思ったよりもかなりしっかりした店でした。
  • 店の奥から見た全体図。

  • 支払いは更に奥のオフィス内で。
  • 事務所にかけてあった看板。ランフラットタイヤの宣伝でした。路上強盗が多いブラジルでは日本とは別の意味で必要な機能かも。

  • さてさて、タイヤを決め、支払いも終わったら作業開始です。車をリフトアップしてくれましたが、装置も最新式した。

  • フロントの様子です。「せっかくだから見ていていい?」「写真撮っていい?」と言うと「もちろん!」と返ってきたのでこれを撮りました。


  • リアの様子。


  • リアのディスクの様子が分かります。ちなみにこのハブ形状、タイヤをボルトでとめるヨーロッパタイプ。シボレーっていうアメリカメーカー名なのに、GMというか、オペルの影響が強いのかな?。


  • フロントのハブ。せっかくなのでベンチレーテッドディスクの減り具合をチェックします。


  • 外した旧タイヤ。恥ずかしながら、スチールホイルのまま過ごしました。ホイールキャップがそこそこ形が良かったので、余計な出費は控えていました。
  • 195/65/R15 です。日本なら安いのになぁ・・・。


  • これらのボルトがタイヤをとめているボルトです。ヨーロッパ車仕様ですね。

  • ここで、タイヤ交換が終わるはずだったのですが、お兄さんに呼ばれ、「ダンパーがへたっていて、危ないかも。交換が必要だよ」と言われてしまいました。車両の実物を見ると確かに心配です。本当に交換時期に来ていると感じ、ダンバーの交換も頼みました。


  • これが交換したダンパー類。交換前の部品と、交換後の部品を見せてくれるので安心です。(そうしないとズルをする業者がいますし)

  • タイヤとショックアブソーバーの交換が終わればアライメントの調整です。予想と違いこんな立派な台に乗せて調整です。

  • ここでもPCを使ってアライメントの微調整。すごくしっかりしていました。

  • これですべて終了。所要時間3時間。お値段10万円ちょっとにでした。

  • ダンパーも交換することになり、急に時間ができたのですが、一旦家に帰るのも面倒なので、お店の周辺を歩きました。どこも治安は良くないのですが・・・。でもまぁそんなもんです。

  • そういえばお昼を食べていなかったのでお近くのランショネッチlanchoneteに行きました。ブラジルでは、非常にポピュラーな簡易食堂です。日本と比べると、衛生状態や、雰囲気は・・・あまりよくなく、当然ポルトガル語しか通じず、住み始めた当時は足を踏み入れるのも怖かったのですが、暮らして数年たってしまえば、なんていうことありません。

  • 好みの料理も分かってきて注文するのも苦にならなくなってきました。


  • 店によって多少の差異はありますが、基本的に置いてあるものは変わりません。画面右下のコーヒー牛乳は カフェ・コン・レイチ café com leite というと出してくれます。ブラジルではかなりメジャーな飲み物です。


  • どこも小規模な店舗なので、カウンターに座ると、キッチンの中が丸見えです。

  • ハンバーガーhambúrguer を頼んでみました。柔らかいパンにとろけるチーズと柔らかいお肉が入っていて、ものすごく、ものすごくおいしいです。ちなみにこれでR$10 500円弱。マクドナルドのバリューセットがR$22 1100円ほどするこの国にとっては格安です。

タイヤ交換 troca de pneus

    広大な国土を持つブラジルでは、車の走行距離も半端なく伸びます。高速道路は安く、真っすぐに伸びているので非常に走りやすく、毎日数百キロの走行を苦にしない人も大勢います。そもそも国土が日本の23倍もあり、サンパウロ州だけでも日本の国土面積と匹敵すると言うのですから走行距離は比較になりません。
     というわけで、車のタイヤの溝がなくなってきました。しばらくは「まぁ大丈夫かな?」と思い走っていましたが、ブラジルの雨季(日本の冬の季節あたり)はものすごい雨が降ってきて、まさにバケツをひっくり返したような豪雨になることが頻繁にあります。加えて雨の高速道路を高速で走ることも多く、安全を考えるとタイヤ交換をしたほうがいいと考えました。車関係を世話してくれる(しかも日本語を話す)日系の方に依頼すれば全てやってくれるのですが、それだと数日間車が使えなくなりますし何よりも非常に高価な請求をされます。それならば、自分でお店を探して交換してもらおう、と考えました。

     とにかく、物流や販売店のしくみがかなりちがう国です。流通の関係なのか、商習慣の関係なのか、商品の輸出入・清算の関係なのか分かりませんが、(おそらくその全ての理由によって)いわゆる普通の車用品が手に入りにくいのです。敷居の高そうな新車販売店はそこそこあるものの、車用品販売店、つまりオートバックスやイエローハットのようなお店が全くありません。ホームセンターやスーパーの車用品コーナーを見ても車用品はごくわずかしか置いてありません。私観ですが、車用品の品揃えは、ホームセンターで比べれば日本のホームセンターの1/10、オートバックスなどとの比較では1/50ぐらいの種類のものしか市場に出回っていません。
    初めはそのギャップに驚き、なんとか自分で販売店を探したり、日本からの個人輸入を画策したり、日本から来る知人に託したりして、しのいできました。でも、さすがにタイヤはどこからか輸入するのも大変です。まわりに聞くとヴィラ・マリアーナVila Mariana地区の地下鉄アナ・ホーザ Ana Rosa駅 周辺にたくさんタイヤショップがあると聞いたので、そこのタイヤショップに行くことにしました。

     さて、いざ現地に行くと、やはり大きなお店はありません。でもその周辺でも比較的大きそうなお店に入りました。グッドイヤーの正規販売店の看板を掲げてあるその店で、いろいろ相談すると、在庫もあるし、すぐに交換してもらえるとのこと。値段は 日本よりやや割高な感じでしたが、他のショップを探すのも面倒なので、そこで交換してもらうことにしました。
     「すぐできるよ」「1時間もいらないよ」と言うので、1時間後に行ってみると、まだ作業が完了していません。聞いてみると、待っていましたとばかりに「この車、ダンパーが寿命だよ。もう交換しないとダメだと思う」とのこと。そしてリフトアップされている車の下部を指差して「本当はこの部品がこうなっていないとダメなんだ」「もしかして時々異音がしていたんじゃない?」とのこと。確かに、時折摺るような音がして、なんだろうな、と思っていたところです。ちなみに聞いてみると、ダンパー(ショックアブソーバー)の在庫もあり、今すぐ交換できるとのこと。一瞬、ぼったくりか?と思いましたが、「今だめならあとでもいいと思うけど、早い方がいいと思うな」という誠実そうな技術さんの表情からボッタクリではないと判断し、ダンパーも換えてもらうことにしました。
     さて、ダンパー交換はさらに1時間かかると言われたので、近くの街歩きをしました。近くの食堂に入り、ハンバーガーを食べ、かなりゆっくりしてから店に戻るとまだ作業の最中でした。それでも、無事作業を終えた後はきちんとした測定器を用いてアライメントを調整してくれました。費用は全部で10万円ちょっとです。安全のための投資なら、まぁこんなものでしょ、と挨拶をして店をあとにしました。